運命は変えられるの?- 運命を受け入れる心構え

運命は決まっているもの
占い師として多くの方の運命を見てきましたが、一つ言えることは、誰しもが生まれた時から運命は決まっているということです。例えば、どんな家庭に生まれるか、両親や兄弟はどんな人になるか、育った環境はどうかなど、自分ではコントロールできない要素が多くあります。

また、人生には様々な出来事が待っています。幸運や不運、喜びや悲しみ、すべては運命の通りに訪れます。人生のターニングポイントとなる出会いや別れ、病気やけが、そういった運命の節目をコントロールすることはできません。

でも、我々には選択の自由がある
しかし、そうした運命に対して、我々には選択の自由があります。運命に身を任せきってしまうのか、それとも自分なりに運命に立ち向かっていくのか、態度を選ぶことはできるのです。

例えば、病気と診断されたとします。運命に身を任せきれば、受け入れるだけです。しかし立ち向かえば、治療法を探したり、生活習慣を見直したりと、前向きに行動することができます。このように、出来事自体はコントロールできなくても、出来事に対する姿勢は自分で決められるのです。

 運命への向き合い方は人それぞれ

運命に対する向き合い方は人それぞれ異なり、正解はありません。ある人は運命を渋々受け入れ、またある人は運命を切り開こうと懸命に努力します。どちらが正しいわけではありません。

大切なのは、自分なりの生き方を大切にすることです。自分らしく生きるために、どう運命と付き合うかを決めること。それが一番大切なのです。

プラス思考が大切

ただし、マイナス思考に囚われすぎると、打開策が見つからなくなってしまいます。運命をプラスの視点から捉えることが不可欠です。

例えば、失恋は別れの運命だったかもしれません。しかしそこから、新しい出会いのチャンスが生まれるはずです。マイナスにとらわれず、別の視点から捉え直せば、希望の光が見えてくるでしょう。

前向きな姿勢で運命と向き合えば、いつかは必ず血路を拓く機会が訪れます。運命はあくまでも出発点にすぎず、そこからどう歩んでいくかを選択できるのが我々なのです。